当社では、吸着剤にヤシ殻活性炭を用いたVOC 排気ガス処理装置を1972 年~販売し、
溶剤再利用や環境負荷低減に貢献して参りました。
また装置単体だけでなく、当社が得意とする連続式粉体プロセス設備と組み合わせた
システム提案が可能です。
当社では、吸着剤にヤシ殻活性炭を用いたVOC 排気ガス処理装置を1972 年~販売し、
溶剤再利用や環境負荷低減に貢献して参りました。
また装置単体だけでなく、当社が得意とする連続式粉体プロセス設備と組み合わせたシステム提案が可能です。
蒸気脱着式溶剤回収装置
約1,700 台の納入実績を有します。
小風量~大風量処理が可能です。
小風量~大風量処理が可能です。
真空脱着式溶剤回収装置
排気風量が0.75 ㎥ /min
以下の小風量で、水溶性溶剤または混合溶剤の場合には、脱着に蒸気を使用しないこちらをご参照下さい。
(本方式は塩素系溶剤は対象外となります)
特長
- 除去率が高く、濃度変動にも対応可能
- 多種多様な溶剤ガスに対応可能
- 故障、装置トラブルが少ない
- メンテナンスが容易
当社粉体プロセス機器とのシステム提案
- 高濃度溶剤乾燥設備からの揮発ガス処理(異速型SC プロセッサ)
- 主反応設備からの揮発ガス処理(ハイブリッドリアクタ)
サスティナビリティへの貢献
ケミカル分野
- 薬物重合反応での溶剤、モノマー回収
- 樹脂溶媒等脱溶剤の回収
- 樹脂塗布乾燥時の溶剤回収 など
ライフサイエンス分野
- 医薬、医薬中間体製造時の溶剤回収
- 研究施設、病院等の臭気除去 など
リサイクル分野
- 金属脱脂洗浄設備の溶剤回収
- 溶剤貯槽の揮発分回収 など
蒸気脱着式 吸着/ 脱着工程説明
Steam Desorption type Solvent recovery system Summary
○吸着
溶剤含有ガスは、粒状活性炭層を通過する過程で吸着され、
清浄ガスとなり排出されます。
○脱着(再生)
蒸気を吸着塔下部から吹き込み、活性炭に吸着されている
溶剤を離脱させます。溶剤蒸気はコンデンサを通過して液化
され、分離器( セパレータ) で回収されます。離脱操作後、
含水活性炭は熱風または原ガスで乾燥し、再生が完了します。
○運転サイクル
蒸気脱着式溶剤回収装置基本フロー
Steam Desorption type Solvent recovery system Basic Flow
■DA 型=一般溶剤向け
(2塔自動型)
■2BDA 型=低沸点溶剤向け
(2 ブロワ、2 塔自動型)
真空脱着式溶剤回収装置概要
Pressure Swing Adsorption(=PSA) type Solvent recovery system Summary
特長
- 真空脱着方式で吸着剤に粒状活性炭を用いているのは当社のみ
- 多種多様な溶剤ガスに対応可能
- 入口ガス濃度の大きな変動にも対応可能
- 蒸気脱着式と比べて排水量を大きく低減可能
- 吸着剤のランニングコストが安価
- 駆動機器が少なく、故障・装置トラブルが少ない
○運転サイクル
真空脱着式基本フロー
PSA type Solvent recovery system Basic Flow